たかお神社 御神木

石段をのぼり進むと社殿がある。(現在の本殿は安永六年建立)周囲に樹齢百五十年を越す杉桧、今市市天然記念物の広葉杉(こうようざん)が二本、鬱蒼たる中に社殿がある。右手には楠木の御神木、更に鳥居をくぐり山頂に向かい約五十mのところには奥之宮がある。

御神木 楠木

楠木

嘉永七年(一八五三年)、大室村定名主・老農関根矢作翁により、非常時や凶荒時の穀物備蓄の為の「郷倉」建設が行われた。その際、穀物の害虫除けとして、郷倉の周囲に楠木を二本、関根家屋敷に二本、たかお神社境内に一本を植栽した。

元々南国の木で、佐賀県と熊本県の木に指定され、かつて北限は茨城県と言われた楠木は、大変貴重な樹木である。平成十一年三月十七日、拝殿屋根改修に伴い、楠木の枝落下等により屋根破損の恐れがある為、枝打ちを実施した。


御神木 広葉杉

広葉杉

コウヨウザン。中国南部・台湾などの常緑の高木で、江戸時代に日本に渡来する。スギに似ていて葉が広いところから広葉杉(コウヨウザン)の名が付けられたという。

枝葉が龍の尾によく似て(龍尾木ともいわれる、太い幹で天に向かい真直ぐ伸びるこの木は、まさに龍神が天降る御神木である。温暖地域で育つこの樹木が、当地区にてこれだけの巨木になるのは大変珍しいと云われている。


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